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連載小説
新聞部では壁新聞の速報紙「Blossom」で文芸部とコラボして小説を連載しています。
ここでは今連載中である「鈍足万歳」を載せていきます。
今まで読んでくださっている皆さんはもちろん
「読んだことがなかった!」という皆さんもここで1話から読み始めてみませんか?
連載小説
鈍足万歳
著:萩原丹後
目次
第壱話
アンカー 1
前世にどんなに良いことをしても、電車の席を譲っても、やはりマラソンはやってくる。小さい頃、僕はクリスマスが来るのを指折り数えて待っていた。しかし今は、ぶるぶる震えながら、マラソン練習が始まる日まであと何日かを数えているのである。あと一週間、あと五日、三日、二日、そうして数えているうちに、とうとうその日がやってきた。ジャージを羽織らないと凍るような、一月の寒い日のことだった。僕は痩せた犬のように背筋を曲げて、手を擦り擦り、翔陽館の前へと歩いて行った。
第弐話
アンカー 2
かみんぐすーん、、、
第参話
アンカー 3
かみんぐすーん、、、
第四話
アンカー 4
かみんぐすーん、、、
著者紹介
アンカー 5
萩原 丹後
沼津東高校文藝部に所属している。
萩原さんの作品は文藝部が定期発行している部誌「MINERVA」で読むことができる。
アンカー 6
著者インタビュー
ー小説を書き始めたきっかけは?
小学校の時の郷土研究で井上靖について調べ「しろばんば」を読んだことです。
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